エイズの母子感染撲滅＝公衆衛生上の快挙

アレッシャンドレ・パジーリャ保健相が15日、ブラジルが世界保健機関（WHO）によってHIVの垂直感染（母子感染）を公衆衛生上の問題として撲滅した世界最大の国と認定されたことを明らかにしたと同日付アジェンシア・ブラジル（1）が報じた。

同相によると、国連合同エイズ計画（UNAIDS）理事会はWHO代表者と共にブラジルを訪れ、認定書を正式交付する予定だという。

同相は、「これはブラジルが統一医療保健システム（SUS）や基礎保健施設における迅速な検査、出生前検査、SUSを通じたHIV感染妊婦への投薬により、HIV感染の撲滅に成功したことを意味する」と強調した...