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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(315)

2026年1月8日


 皇太子ご夫妻の訪伯は、日本とブラジルの間に新時代を開いた、と言われる。

 両国民、特に指導層の相手国に対する関心が高まり、人間の往来が活発化、やがて各界、特に経済界で様々なプロジェクトが企画・具体化されることになったからである。


 奇跡の成長


 一九六八年、ブラジル経済は、その表情を一変させた。

 高成長を遂げたのである。国民総生産の伸び率は、年間九㌫を超した。インフレは二〇㌫台に下がった。翌年以降もその勢いは続く。〝ブラジルの奇跡〟と呼ばれた

 何故、そんなことが起きたのか?

 革命後、ブラジル経済は、破綻状態から抜け出したとは言え、低迷を続けていた。国民の多くは貧困に苦し...

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