地経学の時代に揺れるブラジル=資源大国は好機を生かせるか
大国間対立の先鋭化と多国間秩序の動揺を背景に、世界経済は地経学(ジオエコノミクス)の時代へ移行しつつある。豊富な資源を有するブラジルは、本来であれば国際秩序再編の受益国となり得る立場にある。だが、現状では、財政赤字に起因する高金利構造や、鉱物・産業政策を含む国家戦略の欠如、対外的なイメージ低下とガバナンスの脆弱性が制約となり、潜在力を十分に引き出せていない。米中対立の激化や米国の通商政策転換、欧州のエネルギー不安が同国への関心を高める一方、こうした「好機とリスクが交錯する局面」を乗り切れるかはなお見通せない。
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