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《記者コラム》「第2の棄民」始めた日本政府=老いた日系に用なし、若いアジア人へ

2022年1月25日

1994年5月、群馬県大泉町で働く日系ブラジル人労働者
1994年5月、群馬県大泉町で働く日系ブラジル人労働者

 ここ数年、日本でひそかに「第2の棄民」が始まっていると感じる。
 「第1の棄民」は言うまでもなく、大戦中の1942年1月、ブラジルが連合国側に着くことを決めて枢軸国との断絶したことを受け、日本国外交官が同年7月に交換船で全員帰国したこと。「敵国」に残された移民とその子孫約20万人余りは「日本から捨てられた」と心細く感じた。
 そして「第2の棄民」は、日...

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