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《ブラジル》IPCA―15=インフレ減速するも0・59%増=12カ月間では12・20%

2022年5月25日

IPCA―15の推移を示すグラフ(24日付G1サイトの記事の一部)
IPCA―15の推移を示すグラフ(24日付G1サイトの記事の一部)

 5月15日締めの広範囲消費者物価指数(IPCA―15)は前月比0・59%増で4月の1・73%以下だが、12カ月間では12・20%増だったと24日付現地サイトが報じた。5月の数字は市場予想の0・45%を超え、12カ月間の累計も4月の12・03%を超えた。
 市場関係者は今年のインフレは10%と予想し、経済基本金利(Selic)引き上げサイクルが伸びると見ているが、経済省の予想値は7・9%だ。
 15日締めの指数が下がったのは電気代追徴金停止の恩恵を受けた居住費の3・85%減だけで、9部門中8部門が上昇。最上昇したのは医薬品の5・24%増や個人衛生用品の3・03%増を受けた保健・介護費の2・19%で、指数全体を0・27%ポイント(PP)押し上げた。
 交通・輸送費は減速したが1・80%増で、指数全体を0・40PP押し上げた。航空料金の18・40%や燃料の2・05%(エタノール7・79%、ガソリン1・24%)、車の保険の3・48%上昇が響いた。食品・飲料費も1・52%増で前月より落ちたが、物価指数は0・32PP押し上げた。教育費は0・06%増、被服費は1・86%増だった。


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