ルーラ＝「トランプは世界の皇帝ではない」＝ブラジルの主権を擁護、関税は脅迫と批判

　【既報関連】ルーラ大統領が17日、トランプ米大統領が9日に発表した関税引き上げは「容認できない脅迫」であり、米国の脅威には外交で対応すると強調。また、米大統領に50％関税を課すように仕向けたブラジルの政治家を「国家の裏切者」と呼んだと同日付G1サイトなど（1）（2）が報じた。

　関税引き上げを脅迫とし、ブラジルの政治家を裏切り者と呼んだのは、テレビやラジオでの演説だが、17日は、米国テレビのインタビューや経済活性計画関連、学生達とのイベントでと矢継ぎ早に様々な発言が行われた。

　ルーラ氏は、ブラジル政府は米国政府と10回以上にわたる会合を開いており、5月16日に送った...