site.title

《ブラジル》アマゾナス州=国道319号線で橋崩落=車両が落ちて3人が死亡

2022年9月29日

崩落した橋(28日付G1サイトの記事の一部)
崩落した橋(28日付G1サイトの記事の一部)

 28日、アマゾナス州カレイロ・カスタニョで橋が崩落して通行中の車両が川に落ち、3人が死亡する事故が起きたと同日付現地サイトが報じた。
 事故が起きたのは州都マナウスから102キロの国道319号線25キロ地点にかかっていたクルサー橋だ。アマゾナス州政府によると、橋崩落は午前8時頃で、通行中の車両少なくとも12台が川に落ち、消防隊の潜水夫が派遣された。
 午後5時現在の報道によると、男性2人と女性1人が死亡、14人が負傷したという。負傷者達はマナウス市とカレイロ市の医療施設に運ばれ、手当てを受けているが、怪我の程度などは不明だ。
 同国道の運営・管理を担当する全国輸送インフラ局(Dnit)は28日に、隣接するカレイロ・ダ・ヴァルゼア市周辺の国道319号線の通行を禁止する措置を取った。
 橋の修復は国の責任だが、州政府は当面はフェリーを出して周辺地域の交通を支援する意向だ。
 なお、連邦道路警察によると、崩落したクルサー橋は構造上の問題があると指摘され、26日からは橋の一部の通行を制限。軽量車両以外の通行は禁じられていたという。
 だが、目撃証言によると、事故の瞬間にはトラックが立ち往生して他の車輌の通行を妨げていたという。
 この事故を受け、同州のウイルソン・リマ知事は選挙キャンペーンの予定をキャンセルし、被災者救出などの指揮にあたった。フェリーを使って通行禁止区間の車両の動きをサポートする件は同知事が発表したものだ。
 マルセロ・サンパイオ・インフラ相も28日、被災者の救出と橋修復までの期間の交通手段の確保を依頼したとの声明を出した。
 国道319号線はマナウス市とロライマ州のポルト・ヴェーリョ市を結び、全長800キロ超の幹線道路だ。クルサー橋はアマゾナス川から15キロの地点にあり、通行禁止杭域の移動には、マナウス市フリーゾーンから出るフェリーで約45分間かかるという。


《ブラジル》セレソンが最後の2親善試合で計8発!=W杯に向け順調な仕上がり前の記事 《ブラジル》セレソンが最後の2親善試合で計8発!=W杯に向け順調な仕上がり《サンパウロ》州政府が高校生援助の対象拡大=知事選の4日前に発表次の記事《サンパウロ》州政府が高校生援助の対象拡大=知事選の4日前に発表
Loading...