8市での補欠市長選も無事終了=20年当選者の失格を受け

統一選は大統領や知事、連邦、州議員を選ぶ選挙だが、2020年の地方選で当選したが何らかの理由で正副市長が失格となっていた市の補欠選挙も10月30日に行われた。その結果、全国8市で新しい市長が誕生したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じている。
補欠選挙が行われたのは、リオ・グランデ・ド・スル州のカショエイリーニャとセロ・グランデ、エントレ・リオス・ド・スル、ペルナンブコ州のジョアキン・ナブコとペスケイラ、サンパウロ州のピニャルジーニョ、サンタカタリーナ州のカノイーニャス、ロンドニア州のヴィリェナの8市。
カショエイリーニャ市では3人が出馬し、クリスチャン氏(民主運動・MDB)が有効票の51・40%を得て当選。セロ・グランデ市では2人が立候補し、アルヴァロ氏(進歩党・PP)が57・53%、エントレ・リオス・ド・スル市では唯一の候補者だったミラニ氏(労働者党・PT)が100%を得て、各々、当選した。
ジョアキン・ナブコ市では2人が立候補し、シャルレス・バチスタ氏(連帯)が53・83%で、ペスケイラ市も2人が立候補し、バル・デ・ミモゾ氏(共和者)が65・15%で、ピニャルジーニョ市では4人が出馬し、パウリーニョ氏(民主社会党・PSDB)が43・51%で当選した。
また、4人が立候補したカノイーニャス市ではジュリアナ・マシエル氏(PSDB)が38・37%で、2人が争ったヴィリェナ市ではデレガード・フロリ氏(ポデモス)が63・14%で、各々、当選した。
これら8市の補欠選挙は統一選の決選投票と同じ日に行われたが、今年はこれ以外にも、11月27日と12月11日に補欠選挙が予定されている。