site.title

IPCA=11月は0・41%増=12カ月では5・9%に

2022年12月10日

月ごとのIPCAの推移(9日付G1サイトの記事の一部)
月ごとのIPCAの推移(9日付G1サイトの記事の一部)

 地理統計院(IBGE)が9日、11月の広範囲消費者物価指数(IPCA)は前月比0・41%増で、12カ月間の累積は5・90%となったと発表したと同日付現地サイトが報じた。

12カ月間の累積インフレ率の推移(9日付G1サイトの記事の一部)
12カ月間の累積インフレ率の推移(9日付G1サイトの記事の一部)

 11月のIPCAは7~9月のようなデフレにこそならなかったが、前月の0・59%増を0・18%ポイント(PP)下回り、12カ月間の累積インフレ率低下に貢献した。
 11月は9部門中七つがインフレだった。影響が大きかったのは交通・運輸の0・83%増と食料・飲料の0・53%増で、11月のIPCAの71%を占めたが、食料・飲料は前月の0・72%を下回った。また、航空料金は9・80%値下がりした。
 11月最大のインフレ圧力は燃料費で、10月の1・27%増比で大幅増の3・29%増を記録。内訳はエタノール7・57%増、ガソリン2・99%増、ディーゼル油0・11%増で、車用の天然ガス1・17%減を記録した。燃料費の中でも影響が大きかったのはガソリン代で、IPCA全体を0・14PP押し上げた。
 部門別のインフレ率最高は衣類の1・10%増で、4カ月連続で1%を超えた。ガス代は値下がりしたが、家賃や電気代、水道代が値上がりした事で、居住費は10月の0・34%増を上回る0・51%増を記録。10月は1・16%増だった保健・介護は医療保険の値上がりにも関わらず、0・02%増で、同率だった教育と並び、ほぼ横ばいだった。保健・介護費は、香水や化粧品などの個人衛生用品が値下がりした恩恵を受けた。
 ブラックフライデーでテレビや音響、情報処理機器、携帯電話などが値下がりした事もあり、家具などの屋内用品(備品)は0・68%、通信費も0・14%のデフレを記録した。

 


審議中に男性市議が強引にキス=同性愛女性市議に嫌がらせ前の記事 審議中に男性市議が強引にキス=同性愛女性市議に嫌がらせサッカーW杯、セレソンがクロアチアに敗退=PKの末に6度目制覇ならず次の記事サッカーW杯、セレソンがクロアチアに敗退=PKの末に6度目制覇ならず
Loading...