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PSDB「今はその時期ではない」=MDBとの合併案を否定

2022年12月13日

 民主社会党(PSDB)次期党首のエドゥアルド・レイテ・リオ・グランデ・ド・スウ州知事は12日、民主運動(MDB)との合併案を否定した。12日付現地サイトが報じている。
 これはレイテ氏がサイト「ポデール360」に語って明らかになったものだ。来年2月に党首就任予定の同氏は、かねてから噂されていたMDBとの合併について訊かれ、「今はまだその時期ではない」と否定した。
 PSDBはルーラ次期大統領の労働者党(PT)と並び、1990年代から25年近く国内2大政党として政権争いをしてきた。だが、2017年に起きた、大統領候補でもあったアエシオ・ネーヴェス(当時)党首の収賄疑惑とジャイール・ボルソナロ氏を筆頭とする極右勢力の台頭で保守最大政党の座を追われた上、今年の下議選では議席を14に落とす、屈辱的敗戦を喫していた。
 PSDBは今年の大統領選では民政復帰後初めて、独自候補を立てず、シモーネ・テベテ氏(MDB)の支持に回った。MDBとの合併案もそこを契機に浮上した話だ。MDBも連邦議会で強い影響力を誇っていたが、ラヴァ・ジャット作戦以降は、かつてのような勢いを失っていた。
 レイテ氏はPSDBの現状を、「党のアイデンティティを失っている状態。それを改めて回復させる時期」と位置付けている。
一方でレイテ氏は、ポデモスとの連立(フェデラソン)は肯定している。


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