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プラナルト宮殿=連警が安全性をチェック=9日からは官邸で執務開始

2023年1月5日

プラナルト宮殿(Antonio Cruz/Agencia Brasil)
プラナルト宮殿(Antonio Cruz/Agencia Brasil)

 ルーラ大統領は1日の大統領就任式後も、移行作業中から宿泊しているホテルなどで業務を行っているが、連警による大統領警備担当班が大統領府(プラナルト宮殿)の安全性のチェックを終えたため、9日からは同宮殿で執務を行うと3日付現地サイトが報じた。
 連警による安全性の確認作業は、12月12日の大統領選での当選を証明する認証授与式後の暴動事件や年末に複数箇所で起きた爆発物や不審物発見などを受け、厳格な基準と体制で行われたが、スパイ行為が疑われる盗聴器などの機材は発見されず、安全に執務できると判断された。
 また、3日はルーラ大統領とジャンジャ夫人の執務室も確定し、家具や電化・電子機器の移動と、絵画の架け替えなどが行われた。
 ルーラ大統領は1日の就任式後と2日に諸国からの首脳や大使、代表などとの個別会合なども行っているが、就任式後の晩餐会や諸国の高官との会合は全て外務省で行われた。
 また、3日は、午前中にペレの通夜に参加した後、ブラジリアにとんぼ返りし、大統領官邸であるアルヴォラーダ宮殿に移った。アルヴォラーダ宮殿も安全性を確認後、家具の据付などを行った上で引っ越しとなった。
 ルーラ氏は就任当日から大統領としての執務を始めており、2日からは各閣僚が各々の省庁で就任・引き継ぎ式を行っている。就任式は6日まで続くが、ルーラ大統領は3日、新政権初の閣僚会議を6日に行う事も決め、通達している。


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