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暴挙逮捕者、収監先で予防接種拒否=前大統領の影響ここでも

2023年1月19日

議会警察による防御線を突破して三権中枢施設に向かう暴徒達(Reprodução/Câmara dos Deputados)
議会警察による防御線を突破して三権中枢施設に向かう暴徒達(Reprodução/Câmara dos Deputados)

 【既報関連】8日にブラジリアで起きた三権中枢施設襲撃事件の逮捕者の内、904人がパプーダ複合刑務所に収監されている。その内の64人が新型コロナの予防接種を拒否していた事が17日に明らかになったと18日付G1サイトなどが報じた。
 8日に起きた襲撃事件で逮捕され、パプーダ刑務所とコルメイア刑務所に収監されたのは、陸軍本部前のキャンプ解体時に解散を拒んだ人も含めると1459人で、新型コロナの予防接種を受けていない人には予防接種を受ける事が勧められたが、パプーダ刑務所に収監されている過激派男性中、64人は接種を拒否していた事が11日付の報告書に記されている。同報告書は17日に公表された。
 予防接種が行われたのは9日から11日にかけてで、904人中134人は何らかの予防接種を受けた。他方、新型コロナは64人、B型肝炎は19人、破傷風は19人、三種混合は19人、Pneumo23は2人が拒否したという。
 この報告書では、残りの706人は全ての予防接種を受けていたのか、新型コロナの予防接種に関してはまだ確認中だったのかは明らかになっていない。
 刑務所の中では、予防的な措置として、必要と思われる予防接種やテストを行うが、予防接種は義務ではない。
 他方、感染症の有無を確認するテストは全員に義務付けられており、904人に対しても、新型コロナ、HIV、梅毒、B型とC型の肝炎のテストが行われたという。


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