サッカー伯国代表ダニ・アウヴェス=女性に16分間、性行為強要=証言の矛盾が逮捕につながる
【既報関連】20日にスペインのバルセロナで23歳の女性への強制わいせつ罪で逮捕されたサッカー・ブラジル代表のダニ・アウヴェス(39)が、事件当日、女性と16分間にわたってトイレにこもり、女性に自慰行為を強要させていた疑惑が浮上した。22日付現地紙、サイトなどが報じている。
スペインの現地紙が報じたところによると、ダニは昨年の12月31日の午前4時30分頃、被害者の女性の後をつけてトイレに入っており、16分出てこなかったことが監視カメラで記録されていたという。
女性によると、最初はダニが彼女の手を掴んで彼の男性器を握らせようとしたが、彼女が嫌がったため、トイレの中に連れ込み、自分の上に座らせた後、地面に倒し、フェラチオを強要。彼女が拒むと平手打ちにした後、彼女の体位を変え、自分が射精するまで彼女に体を擦り付け続けていたという。
ダニは20日に行った供述で、最初は「彼女のことは知らなかった」「トイレで用を足していたら彼女が入ってきた」などと虚偽の証言を行っていたが、トイレに入る前に2人で踊っていた事実を突きつけられたりして証言を3度変えた。最後は「彼女のことは知っていて、性行為は合意の上でやった」と証言したという。彼が証言を変えたことが逮捕の理由となったという。
女性は示談には応じず、裁判での決着を求めている。ダニが所属するメキシコ・リーグのUNAMプーマスは20日の逮捕と共に契約を破棄している。