リオ市=カーニバルの経済効果は?=今年は12・5%増の45億レ

リオ市の経済開発・革新・簡素化局が観光公社Rioturと共同で、今年のカーニバルの経済効果は2020年比で12・5%増の45億レアルに達するとの見通しを発表したと13日付現地サイトが報じた。20年はコロナ禍によって中断される前に行われた最後のイベントの年だ。
エドゥアルド・パエス同市市長は、コロナ禍による種々の困難を経た後に再開されるカーニバルである事を強調し、「史上最大のカーニバルを行う時がきた」と前置きした後に、分析されたデータを公表した。
それによると、道のカーニバルは20年の20%増しの12億レアルの経済効果が見込まれている。また、最も盛り上がる4日間を取り仕切る、「モモ」と呼ばれる王に市長が鍵を渡す儀式で始まる「フェスタ・デ・モモ」は、カーニバル期間中の経済効果の3分の1の比重を占める。
同市では、カーニバル期間中の観光業界のサービス税(ISS)は20年比で20%増の2・33億レアルに達すると見ている。同市によると、20、21年を除く2011~22年は、カーニバルがある月の観光業界のISSが年間の10・2%を占め、カーニバルの重要性を示しているという。
サンボドロモでのパレードの日は1日で約2万人、4日間では4・5万人が働く。スペシャルグループのパレードの日の売上は215万レアルと見られている。
22年の場合、スペシャルグループ12校は平均で3100人ずつ、オウロシリーズの15校は平均で1900人ずつの計6万6200人をサンボドロモに集めたという。