マット・グロッソ州＝７人惨殺犯の一人が出頭＝残りは銃撃戦の末に死亡

　【既報関連】マット・グロッソ州で、賭けビリヤードに負けた２人の男性による７人の市民惨殺事件で、犯人の１人が警察との銃撃戦で殺害され、残りが自首した。２３日付Ｇ１サイト（１）などが報じている。
　２１日にマット・グロッソ州シノップのバーで７人を惨殺した犯人のうち、エゼキアス・ソウザ・リベイロ容疑者（２７）は２２日夕方、シノップから１５キロほど離れた雑木林に姿を隠していたところを軍警に見つかった。同容疑者は軍警に対して発砲を試みたが返り討ちにあい、銃弾を受けて亡くなった。
　もう一人の犯人、エジガール・リカルド・デ・オリヴェイラ容疑者（３０）は２２日午後、ジャルジン・カリフォルニア地区に隠れていたが、その近くの警察署に自ら出頭した。
　報道によると、エジガール容疑者は「収集家、スポーツ射撃家、狩猟者」を意味する、俗に「ＣＡＣ」と呼ばれる銃の登録者で、シノップにあるガン・クラブに頻繁に通い、ＳＮＳに発砲の練習をしている様子を投稿するなどしていたという。
　マット・グロッソ州の銃連盟によると、エジガール容疑者を「違反行為が行われていた」ことで除名処分にしていたという。