森林伐採=2月は過去最多を記録=ミナス、パラー州などで
法定アマゾンでの2月の森林伐採が、17日時点で過去最高を記録していたことが明らかになった。24日付フォーリャ紙サイト(1)などが報じている。
国立宇宙調査研究院(Inpe)の森林伐採報告システム「デテール」の発表によると、2月の法定アマゾンでの森林伐採量は17日時点で208・7平方キロメートルを記録。これは同月最多だった昨年の198・6平方キロメートルを上回る。
今回目立っているのはミナス・ジェライス州の129・4平方キロメートルで、パラー州やアマゾナス州でも33・9、23・1平方キロメートルをそれぞれ記録している。
1月は前年同月比で61%減と、森林伐採の量が減っていたが、その背景には悪天候が続き、伐採が難しかったことも理由に含まれていた。
現時点までのルーラ政権での森林伐採対策では、先住民族のヤノマミ族での飢餓問題のあったロライマ州が主に強化されていた。