ロビーニョ=ブラジルで代理処罰執行へ=イタリアが正式に要請
2013年にイタリアにおいて強姦容疑で有罪となったサッカー選手、ロビーニョに対し、同当局がブラジルでの刑執行を正式に求めたことが明らかになった。それに関する裁判が高等裁(STJ)で行われることになりそうだと24日付テラ・サイト(1)などが報じている。
ロビーニョは2013年、イタリアのACミラン在籍中に22歳の女性を酒に酔わせて集団強姦した容疑がかけられ、2022年に9年の実刑判決が確定した。だが、ブラジルに滞在していたロビーニョには刑執行が行われずにいた。
そこでイタリア当局はかねてからブラジル政府に刑執行を求めていた。フラヴィオ・ジノ法相は23日、イタリアから正式にロビーニョのブラジルでの代理処罰申請が出されたことを明らかにした。
ジノ法相は手続きをSTJにすでに手配したことも明かした。マリア・テレーザ・デ・アシス・モウラSTJ長官は23日、ロビーニョに対し、イタリア裁判所の判決を認めるか否かの審判に出向くよう命じている。