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サンパウロ市=パカエンブー工事が新段階=来年1月再開に向け急ピッチ

2023年3月1日

 サンパウロ市の名物サッカー・スタジアム「カパエンブー」が周囲の塀を鉄網に代えるなど改築工事が新段階に突入。来年初頭の新装開業開始に向け工事を進めている。2月28日付フォーリャ紙サイト(1)などが報じている。
 1940年にサンパウロ市市営のサッカー・スタジアムとして創業したパカエンブーはコリンチャンスやパルメイラスが一時的に本拠地として利用したほか、国内外の大物アーティストの伝説的コンサート開催などでも知られていた。商業中心地のパウリスタ大通りから近いなど、利便性の良さでも好評だった。だが、2020年に民営化への移行に伴い、現在は改装工事で休業中だ。
 パカエンブーでは2月24日から工事が新段階に入り、それまで周囲を覆っていた塀が鉄柵に替えられるなどの変化があった。鉄柵はスタジアムの22番入り口から450メートルほど張り巡らされている。
 スタジアムの内部では、「トバゴン」の名で愛されてきた名物の傾斜つき観客席が21年11月に取り壊され、その跡地としてホテルが現在建設中となっている。
 来年の1月25日に開催されるサッカーの「サンパウロ・ジュニア杯」の決勝戦を改装後のこけら落としの機会にしたい意向だと報じられている。


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