パラー州の狂牛病は非定型と判明=輸出再開へ対中オンライン協議
2日付ヴァロールエコノミコ紙サイト(1)や農務省広報(2)によれば、カナダのアルバータ州に所在する国際獣疫事務局(OIE)の研究所が分析した結果、パラー州で発生した狂牛病は、非定型の特殊ケースであり、感染の恐れがないことが確認された。。
この情報は、2日の夜にブラジル農務省が発表し、9歳の老いた牛に見られた狂牛病は、非定型のH型であることが伝えられた。
農務省は、先週ブラジルが中国との衛生協定に基づき自主的に適用した、中国への牛肉輸出の禁輸措置の解除について、中国政府とオンライン会議が予定されているとし、国内産牛肉の輸出をできるだけ早く再開できるよう対策を講じていると述べた。
中国のほか、ヨルダン、イラン、タイなどもブラジル全土からの牛肉購入を停止していると、農務省は2日、ヴァロールエコノミコ紙に伝えた。ロシアは、パラー州の牛肉製品だけに制限を課している。