ペトロブラス、洋上風力発電に進出を発表=14・5GW、700億ドル投資

石油公社ペトロブラスは6日、ノルウェー民間企業Equinor社と共同で、ブラジル海岸沖の7カ所に洋上風力発電施設を建設する可能性を調査する協定に署名したと発表した。全てが建設されれば14・5GWが発電され、約700億ドルの投資になると発表したと7日付ポデル360サイト(1)や6日付アジェンシア・ブラジル(2)が報じた。
ピアウイ州、セアラ州、リオ・グランデ・ド・ノルテ州、リオ・デ・ジャネイロ州、エスピリト・サント州、リオ・グランデ・ド・スー州の6州の7カ所が予定地。研究段階は28年まで続き、6年から10年後に発電が開始される。
ペトロブラスのジェーン・パウル・プレイテス総裁は、温室効果ガスの削減を目指しており、「この合意は、ブラジルのクリーンで再生可能なエネルギーの新たなフロンティアを開き、わが国の洋上風力発電の可能性を活用し、エネルギー移行への軌道を後押しする」と強調した。