ザ・タウン予約カードが早くも売り切れ＝サンパウロ市の新音楽フェスティバル

　１４日、９月に行われる大型国際音楽イベント「ザ・タウン」の先行予約カードが販売され、３時間３０分で７０万枚以上が売り切れとなった。同日付エザーメ・サイト（１）などが報じている。
　ザ・タウンは、ブラジルきっての大型音楽イベント、「ロック・イン・リオ」と同じ主催者が企画する、いわばサンパウロ市版との触れ込みで昨年のうちから話題を呼び、９月２、３、７、９、１０日の計５日開催される。開催場所はサンパウロ市恒例の国際音楽フェスティバル「ロラパルーザ」と同じ、インテルラゴス・サーキットだ。
　この日に発売されたのは、４月１８日の正式なチケット販売を前にした「予約カード」だ。このカードは、出演者がまだおおまかにしか決まっていない時点で発売され、日にちの指定は一切ないが、いずれにせよ、見に行けることを確保するものだ。このカードは１枚７７０レアル（半額サービスあり）で、１枚で１日有効だ。
　主催者によると、７８万８千枚のカードが売り切れた時点で専用サイトにアクセスしていたのは４３万８千人で、１人平均１・８枚を購買したことになるという。
　このカードがなくてもチケットは買えるが、ロック・イン・リオを例にとると、毎回、発売後数時間で売り切れている。