リベルタドーレス杯、パルメイラスが初戦で惨敗=サンパウロ州選手権優先で控え出場も
5日、サッカーのリベルタドーレス杯の優勝候補のパルメイラスが、グループリーグ初戦の敵地ボリビアでの対ボリバル戦で惨敗した。主力を温存し、控え選手での戦いだった。5日付ランセ・サイト(1)が報じている。
この日はグループリーグ初戦という大事な試合だったが、パルメイラスはレギュラーを出さず、控え選手で試合を行った。その理由は9日にサンパウロ州選手権の決勝戦第2試合の対アグアサンタ戦が控えているためだ。パルメイラスはこのカードの第1試合を落としており、全国選手権未登録の格下相手の本拠地試合で屈辱を味わうことを避けねばならなくなっていた。
だが、パルメイラスは前半13分に先制したものの、前半20分に追いつかれると、その後はブラジル人選手が伝統的に苦手とするボリビアの高山気候への不慣れもあり、大苦戦。前半終了間際に逆転されると、試合終了間際にもダメ押し点を入れられ、1―3の惨敗に終わった。パルメイラスのアベル・フェレイラ監督は日程の組み方に不満を示した。
この日のリ杯の他の試合では、ブラジル代表の左サイドバックのレギュラーを長年務めたマルセロが16年ぶりにブラジルのクラブの試合に復帰。フルミネンセの勝利に貢献している。