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サンパウロ州内陸部=大型滑り台で女性が死亡=7歳の息子と滑走中に

2023年4月11日

 8日、サンパウロ州内陸部サンロッケの遊園地で、子供と共に全長350メートルの大型滑り台(tubogã)を滑って降りようとした41歳の女性が事故で死亡した。9日付エスタード紙(1)などが報じている。
 亡くなったのはカンピーナス在住の学校教員ルシアナ・セリさんで8日正午頃、サンパウロ州内陸部サンロッケにある遊園地「スキー・パーク」内の大型滑り台で事故にあった。
 ルシアナさんはこのとき、7歳の息子を膝に乗せて一緒に滑ったが、長距離の傾斜の途中にある小さな段差を越えた時、弾みがついて体が浮き上がり、滑り台の外側に飛び出した上、滑り台を囲う防護壁に激突した。
 目撃者の談話によると、ルシアナさんは壁に激突した瞬間、意識不明となった。息子は意識があり、起き上がって歩いたが、頭から大量の血を流していたという。
 2人は病院に運ばれたが、ルシアナさんは息絶えた。息子の病状は報じられていない。
 事故現場にいた人たちの証言によると、ルシアナさんが滑った滑り台はこの施設でもっともスピードが出るものだったという。
 また、ルシアナさんと息子の後ろでは彼女の夫が順番を待っていたという。
 サンロッケの市警はその日の内に滑り台の使用を禁じ、傷害致死の嫌疑で事故について捜査している。遊園地側も追悼のため、9日は営業を中止した。


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