サンパウロ州=州水道公社が料金値上げ=5月10日から9・56%

サンパウロ州の公共サービス規制局(Arsesp)が6日夜、州水道公社(Sabesp)の料金を9・56%調整することを認めたと7日付G1サイト(1)(2)(3)などが報じた。
料金の調整は2月までの広範囲消費者物価指数(IPCA)5・6%や臨時の料金見直しに伴う5・55%から、2021年の代償調整による1・4%を割り引いたものだという、料金の調整は5月10日から行われる。Sabespはサンパウロ州内約370市に水を供給している。
料金調整の対象は社会福祉政策の対象家庭と一般家庭、商業施設、工業施設、公共施設の全てだ。Arsepによると、水の消費量が10立方メートルの時の料金は、社会福祉生活の対象家庭では20・42レアルが22・38レアルに、一般家庭では65・44レアルが71・70レアルに、商業施設や工業施設、公共施設の場合は131・40レアルが143・96レアルになるという。