ブラジル杯=コリンチャンスが伏兵に苦杯=パルメイラスも苦戦し辛勝
12日、サッカーのブラジル杯予選第3ラウンドの試合が行われ、コリンチャンスが伏兵のレモに0―2で完敗。同カードの第2戦を残しているものの、不安を残した。12日付ランセ・サイト(1)などが報じている。
コリンチャンスは敵地のパラー州ベレンで行われた試合の前半13分、中盤の守備が甘くなったところを突いたレモの速攻により、先制点を奪われた。
その後も調子が上がることはなく、防戦一方となったコリンチャンスは、後半16分にも右からのロングクロスに反応したムリキにシュートを決められ、0―2とされた。このまま敗れ、決勝トーナメント進出を前にして手痛い一敗を喫した。
この試合に勝利したレモは全国選手権3部に所属するチームで、昨年は3部でも12位にすぎなかった。
同カードの第2戦は本拠地イタケロンで行われるが、サッカー解説者のネットが監督更迭を求めるなど、ムード面で不安を残した。
一方、パルメイラスは苦しみながらも、トンベンセ相手に4―2とし、なんとか勝利した。パルメイラスは1週間のうちにリベルタドーレス杯、サンパウロ州選手権、ブラジル杯と三つの選手権をこなさなければならない強行スケジュールだった。