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クリヴェラ元リオ市長、8年の被選挙権喪失など宣告=20年市長選での虚偽拡散で

2023年4月15日

 リオの選挙裁判所は13日、元リオ市長のマルセロ・クリヴェラ下議(共和者・RP)に対し、2020年のリオ市長選での選挙法違反で下議任期の剥奪と8年間の被選挙権喪失を言い渡した。14日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
 この裁判は、2020年のリオ市長選で、再選を狙っていたクリヴェラ氏が決選投票で対抗馬となったエドゥアルド・パエス氏(現市長・社会民主党・PSD)に対し、「麻薬と中絶、学校での同性愛者教育を支持する人」との虚報を記載したパンフレットを配布したことを受け、パエス陣営が選挙法違反だと訴えた件を扱ったものだ。
 担当判事はクリヴェラ氏に対し、2022年に当選した下議の任期の剥奪と、8年間にわたる被選挙権の喪失を言い渡した。また、クリヴェラ氏の副候補だったアンドレ・フィルモ氏には、虚報を記載したパンフレット150万枚分の印刷費4万2499・50レアルを選挙裁判所に返却することも命じた。だが、パエス氏が要請していた職権乱用罪は適用されなかった。
 これは第1審の判決のため、控訴が可能であり、下議任期の剥奪も現時点では行われない。クリヴェラ氏の弁護士は控訴を示唆している。


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