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正規雇用者が15・7万人増=第2四半期の失業率は8%に

2023年7月29日

失業者の推移を示すグラフ(28日付G1サイトの記事の一部)
失業者の推移を示すグラフ(28日付G1サイトの記事の一部)

 労働省が27日、全就労・失業者台帳によると、6月は新規採用191万4130人、解雇175万6932人で、正規雇用者が15万7198人増加と発表したと同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
 この数字は昨年同月を45%下回る。分野別の雇用増はサービス業7万6240人、農牧業2万7159人、建設2万953人、商業2万554人、工業1万2117人だ。上半期は採用1190万8777人、解雇1088万5237人で102万3540万人の雇用増で、昨年同期を26・3%下回った。
 ルイス・マリーニョ同労相は、正規雇用増は経済活動の活性化と経済成長を図る連邦政府の努力の結果とし、経済基本金利(Selic)の高止まりが経済活動の回復や雇用増を妨げているとした。
 他方、28日付G1サイトなど(3)(4)は、地理統計院(IBGE)によると、第2四半期の失業者は864・7万人(前期比で78・5万人減)、失業率は前期比で0・8%ポイント低い8%と報じた。これは第2四半期としては2014年の6・9%以来の低率だ。昨年同期比での失業者は14・2%(140万人)減り、失業率も1・3%ポイント低下した。
 第2四半期は就労を諦めていた人も求職活動を始めたりして、就労者が1・1%増の9890万人となった。
 労働市場外にいる人は6700万人、求職活動もしていない人は370万人、正規雇用者は3680万人、非正規雇用者は1310万人、自営業者は2520万人、家庭内労働者は580万人。非正規就労者は3870万人で、非正規就労率は39・2%だった。


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