リベルタドーレス杯=フラメンゴ2連覇ならず=オリンピアに逆転負け
10日、サッカーのリベルタドーレス杯の決勝トーナメントの2戦目が行われ、昨年優勝のフラメンゴがオリンピア(パラグアイ)に逆転負け。2連覇の夢は潰えた。10日付UOLサイト(1)が報じている。
マラカナンでの第1戦を1―0で勝利していたフラメンゴは、敵地アスンシオンでの試合でも前半8分にアラスカエタからのフリーキックをブルーノ・エンリケがダイレクトにボレー・シュート。これが決まって幸先良く先制した。
だが11分、オリンピアはカルドーゾからのロング・クロスをトーレスがヘディングで決め、同点に追いついた。
この時点ではまだ、合計得点でフラメンゴが有利だったが、審判の判定に不服だったフラメンゴのホルヘ・サンパオリ監督が前半終了間際に抗議を続けたところ、イエローカードを立て続けに2枚もらい、退場処分となった。
これ以降、試合は一気にオリンピアへ傾いた。オリンピアは後半にシュート攻勢を仕掛け、24分にはコーナーキックのチャンスからオルティスがヘディング・シュートを決め、2―1で逆転。合計スコアで2―2の同点に追いついた。
さらに35分には、またもコーナーキックからブルエラがヘディング・シュートを決めたため、合計スコアで3―2と逆転した。
フラメンゴはアディショナル・タイムでガビゴルがゴールを決めたように見えたが、VAR判定でオフサイドとなり、最後の猛攻も及ばず、敗退した。
この結果、今年のブラジル勢のベスト8はフルミネンセ、インテルナシオナル、パルメイラスの3チームとなった。