公共交通機関=36%が1日1時間超利用=職場に遅れた経験者60%
国民の36%が通勤や通学といった毎日の活動のため、1日に1時間以上、公共交通機関を利用していることがわかった。24日付フォーリャ紙(1)が報じている。
この調査は全国工業連盟(CNI)が今年の4月1~5日に、全国の25万人以上の市に住んでいる16歳以上の人、2019人を対象に行ったものだ。
それによると、「公共交通機関を1日に使う時間は」の質問に、21%が1時間から2時間」と答えた。「2時間から3時間」は7%、「3時間以上」は8%で、計36%の人たちが移動に1時間以上かかっていると答えた。29%の人たちが、パンデミック後は利用時間が長くなったと感じているという。
また、60%の人が職場に着くのが遅れた体験があり、それが理由で仕事を失った人が32%、職場の配置転換を命じられた人も10%いた。
また、アプリのタクシーの利用者の64%はアプリによるサービスを「良い/最良」と評価。利用者による評価が2番目に良かったのは地下鉄の58%で、バスの利用者ではポジティブな評価は29%しかなかった。
また、州や市が運営する市街地の公共交通の運営努力については、57%の人が「不十分」と答えている。「普通」と答えた人は24%で、「評価している」と答えた人は16%に過ぎなかった。