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カーニバルの売上は順調?=バール、レストランが期待

2024年1月19日

23年のカーニバルの光景の一つ(©Tomaz Silva/Agencia Brasil)
23年のカーニバルの光景の一つ(©Tomaz Silva/Agencia Brasil)

 ブラジル・バール・レストラン協会(Abrasel)が行った調査によると、ベロ・オリゾンテ、リオ、レシフェでは今年のカーニバル期間中の収益は最大15%増と予想されていると17日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 パウロ・ソルムシ同協会会長はアジェンシア・ブラジルの取材に応え、「我々は興奮している」と語った。同氏は大晦日をリオで過ごしており、外国人の数と街路の混雑ぶりに感銘を受けたとした上で、「リオで見た喜びが戻って来たようだ。客で埋まったレストランやバール、安心感。カーニバルでも同じことが起きるはずだ」と言う。
 売上がどれだけ伸びるかは州都毎に違い、サルバドールやサンパウロ市では10%と見られている。また、昨年は30%増と見られていたが、これは比較対象がコロナ禍の22年のカーニバルだったからだ。
 同会長は、23年は200万人近くが職に就いた上、インフレ率と金利の低下で財布のひもが緩むことを売上上昇を生む二大要因とし、航空券の値上がりがなければ、売上はもっと伸びていただろうにと語った、
 ただ、航空券は上がっても、バス旅行者は4倍に増えており、観光業自体への影響はさほどないと見ている。同氏によると、バスは質は向上した上、料金が飛行機の1/6で、利用が増えたという。
 越年イベントが盛況だったリオでは、カーニバルだけでなく、夏の間の売上増も期待されている。


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