五輪サッカー南米予選=決勝Rの初戦で苦杯=パラグアイに敗れる
5日に行われた五輪サッカー南米予選の決勝ラウンド初戦で、ブラジル代表(セレソン)は対パラグアイ戦を0―1で落とし、五輪出場に黄色信号がともった。同日付UOLサイト(1)が報じている。
セレソンは試合前半に大きなチャンスを2回逃した。最初は前半27分で、自らがペナルティエリアで押し倒されて得たPKのチャンスでエースのエンドリックが放ったシュートは、ゴール右に飛んだゴールキーパー、アンヘル・ゴンザレスに止められ、ゴールを割れなかった。
また、42分には、ドリブルでキーパーの前まで攻め上げたエンドリックがバックパスしたボールを受けたジョン・ケネディが、シュートをゴールの枠外に外してしまった。
パラグアイはそれとは対照的に、前半終了間際にゴール前に上がった浮き玉をパラルタがヘディングで決め、1点を先制した。
後半はエンドリックやジョン・ケネディまでボールが回る機会さえ僅かで、そのまま、0―1で敗れてしまった。
この試合後に行われたアルゼンチン対ベネズエラ戦は2―2で引き分けたため、セレソンは第1戦の段階で4試合中最下位ながら、五輪出場圏内の2位までの勝ち点差は1のままとなっている。
セレソンの次の試合は8日のベネズエラ戦。最終戦のアルゼンチン戦は11日となっている。