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サンパウロ市地下鉄=2、3、5号線で混乱=変電所からの送電止まり

2024年2月17日

 16日午前中、電気系統の問題で、サンパウロ市地下鉄の2、3号線が2時間以上にわたって減速運転を強いられる事態が生じた。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 最初に問題が発生したのは2号線で、午前7時頃から減速運転となった。電力不足が生じたのはタマドゥアテイ駅で、同駅とヴィラ・プルデンテ駅の間では減速運転となった上、停車時間がより長くとられた。この2号線の乱れの影響は3号線にも及び、各駅で乗客が溢れる事態が生じた。
 地下鉄公社によると、電力不足は変電所からの電力供給停止が原因で、保守作業員が派遣された結果、9時頃に問題が解消したというが、乗客への影響は9時過ぎまで及んだ。
 また、8時頃には地下鉄5号線でもアルタ・ダ・ボア・ヴィスタ駅から東の終点のシャッカラ・クラヴィンまでの10駅間で電力不足が生じ、減速運転と長時間の停車が必要となった。
 5号線は地下鉄公社が運営する2、3号線とは異なり、ヴィア・モビリダーデ社の運営する民営化路線だ。5号線の電力不足は電力供給会社EnelのISA CTEEP変電所からの送電が7時59分に遮られ、広域停電が生じたためと、Enelが発表した。同変電所からの送電は8時12分までに正常化した。


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