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ミナス・ジェライス州=誘拐被害の女性が死亡=暴行後、生きたまま焼かれ

2024年2月21日

 ミナス・ジェライス州でカーニバル期間中に誘拐された21歳の女性が、炎に包まれた状態で発見され、亡くなった。20日付G1サイト(1)が報じている。
 死亡したのはライゼ・ステファニー・ゴンザーガ・ラマーリョ・ダ・シルヴァさんだ。ライゼさんは19日夜、同州ベロ・オリゾンテ大都市圏のペドロ・レオポルドの国道40号線の脇で炎に包まれている状態で見つかり、同道の管理者たちの手で病院に運ばれたが、体表面積の90%に火傷を負っており、20日未明に息を引き取った。
 ライゼさんはカーニバル期間中の11日に誘拐され、監禁されていた。犯人グループは彼女の家族に3万レアルの身代金を要求していた。
 同州エスメラルダス在住のライゼさんは事件前、一人の男性を恋人として家族に紹介していたが、その男性も犯人の一味と見られている。
 警察によると、ライゼさんは亡くなる前に強姦・暴行後、ナイフで体を7度刺された末、国道40号線に捨てられ、火をつけられた。
 その姿を通りすがりのトラック運転手が発見し、国道管理者に通報。管理団体の職員らがベロ・オリゾンテの救急病院に運んだが、火傷は全身に及んでおり、助からなかった。
 犯人グループはライゼさんの家族が身代金を送ったPixで身元が割れ、既に男性1人と女性1人が逮捕されている。警察はPixの暗証(鍵)で容疑者の名前で登録された車両を割り出し、容疑者たちに辿り着いたが、もう1人の男性は偽造した身分証明書などを使っていたため、身元が判明していないという。


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