ペルナンブッコ州=番組企画で足を氷に15分=出演者が低温火傷で騒動に
ペルナンブッコ州で地元の人気歌手のネット番組の企画で、氷入りのバケツに足を浸し続けた参加者3人が低温火傷を起こして病院に運ばれ、問題となった。8日付G1サイト(1)が報じている。
この騒動は6日にペルナンブッコ州レシフェで行われた、ブレーガ・ファンキの人気歌手アンデルソン・ネイフがネットでやっている番組「N1インフルエンサーズ」の収録中に起こった。
番組に参加した女性歌手のMCタミーと、インフルエンサー(ネット上の有名人)のテウス・ネイフとアルトゥール・ブラスが、15分間にわたり、両足を氷と塩の入ったバケツに浸し続けた。
だが、3人は足を出した途端に大声で叫び、泣き始めた。「その瞬間、僕はすごいショック状態になったけど、消防士が来て、足を扇風機に当てるように言ったんだ」とアンデルソンはインスタグラムで語っている。
男性2人はその場で病院に運ばれたが、MCタミーは一旦帰宅。だが、彼女も痛みがひどくて耐えられず、病院に連れて行かれた。彼女は、「足を氷の入った水から出した時、足の指が3本黒くなっていたの。お医者さんに失う恐れがあるかと聞いたら、あると言われて。血栓症の危険性もあると言われた」とインスタグラムで語っている。
皮膚科の医師によると、皮膚を長時間低温にさらし続けると、血管が萎縮して血の巡りが悪くなり、火傷や血栓症の要因となるという。