《記者コラム》「在外邦人の45%孤独」は本当か?=全体の声を代弁していない調査では
3日に外務省が発表した、海外に在留している日本国民を対象に初めて実施した調査「海外における邦人の孤独・孤立に関する実態把握のための調査(令和5年)」(1)の結果を見ながら、全体的に興味深い調査だと思いつつも一部ちぐはぐさを感じた。要点から言えば「海外在留邦人は日本国内の日本人より、孤独感を感じる割合が高い」という結果だ。
直接的な質問《あなたはどの程度、孤独であると感じることがありますか》に対し、「しばしばある・常にある」と答えた在留邦人は6・9%で国内は4・8%だった。同様に「時々ある」と答えた在留邦人は12・7%で国内は14・8%、「たまにある」は在留邦人...
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