【9日の市況・速報】混迷深まる2026年政治・金融情勢 ―ブラジル市場を揺さぶる「不可逆」の言葉と大統領選の行方― 2026年末のIbovespa18万9千ポイントとの予測も
南米・ブラジルの金融市場・政策・国際情勢動向
ブラジル金融市場が再び不安定さを強めている。12月9日のサンパウロ株式市場(Ibovespa)は終盤にかけて上昇に転じる場面もあったが、結局は前日比0.13%安の15万7,981ポイントで引けた。寄り付きから大幅に下げ、その後持ち直し、さらに再び反落するという落ち着かない展開となった。「不可逆(irreversível)」という言葉が政治の中心に飛び出し、それに市場が直接反応した格好だ。
為替相場も振れが大きく、ドルは0.26%上昇し5.435レアルを付けた。金利先物(DI)は全ゾーンで上昇し、一時取引が中断される場面も...
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