忘れられた金=払い戻し期限は16日=今も86億レが中銀に

中央銀行の受取価値システム(Sistema de Valores a Recebe、SVR)にはまだ「忘れられた金」が86億レアル残っており、16日を過ぎると国庫に組み込まれると14日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
受け取りを忘れている可能性のある項目は、月収が2最低賃金以下で5年以上勤務した正規雇用者へのボーナス「アボノ・サラリアル」、退職金積立の勤続期間保障基金(FGTS)、閉じたつもりの当座預金や貯蓄預金の口座残高、資金割当や余剰配分、コンソーシアムと手数料からのリソース、ローンや不適切な融資などの信用業務に関連する支払いなどだ。SVRの残額には利子も付くため、6月85・1億レ、7月85・6億レ、10月7日85・9億レと報じられたが、14日には86億レに増えている。
忘れられた金の受領最高額は法人が3040万レ、個人が1120万レだ。中銀によると、未受領者中、94万24人(1・80%)は1千レ以上の金が残っている。9・94%は100・01~1千レ、残りの人が受け取れる額は100レ以下だという。
未受領の金の国庫組み入れは議会も承認済みだ。財務省によると、この措置は没収ではなく、17日以降も30日間は異議申し立てが可能だが、手続きが煩雑になるという。
亡くなった人の分も含めた忘れた金の有無や金額の確認はhttps://valoresareceber.bcb.gov.brで。