フジアルテ社が117万余円寄付=洪水被害の南日伯援護協会に

(株)フジアルテ(代表取締役:平尾隆志)は9月、5月にリオ・グランデ・ド・スル州を襲った大洪水で甚大な被害を受けた南日伯援護協会(谷口浩会長)に117万円あまりを寄付した。南援協の建物の地階部分は1カ月以上にわたって浸水し、移民関連史料が水没。診療バスも冠水して使い物にならない状態になっていた。
同社は、日本文化普及と移住者援護に尽力する同援護協会および、親子三代にわたり巡回診療・健診を行う森口エミリオ秀幸医師の活動を支援するため、この寄付を同協会日本支部に対して行なったという。
リオ・グランデ・ド・スル州日本祭り協会(上野ファビオ慶一会長)は今年も11月22~24日に、「日本祭り」をエステイオの展示公園で開催した。
23日の開会式の中で、同社現地法人社長の森山良二氏が寄付金の目録を谷口会長に手渡した。谷口会長は「南援護協会や家族の為に支援していただき大変感謝している」と感謝した。
寄付を行ったフジアルテは、日本の人材サービス業界で、日系人を最も多く雇用している企業とのこと。