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サンパウロ州=災害アラートが運用開始=突然10秒の警告音と振動

2024年12月6日

携帯電話の受信風景(Tania Rego/Agencia Brasil)
携帯電話の受信風景(Tania Rego/Agencia Brasil)

 4日より、サンパウロ州全域で大災害時の緊急アラートが鳴らされるシステムが始まった。同日付CBNラジオ(1)が報じている。
 この緊急アラートは、大災害の圏内にいる人たちには対象を選ぶことなく、どの携帯電話でも鳴らされるシステムだ。特定のアプリをダウンロードしておく必要は一切なく、4Gまたは5Gに対応している機種ならば誰にでも届くようセッティングされており、課金されていない場合やサイレント・モードでも問題なく届く。
 アラートが鳴らされる時は、10秒間のビープ音に加えてバイブレーターが作動し、携帯電話が振動を起こす。また、災害を知らせるメッセージが画面に浮かび上がるようになっている。メッセージは携帯電話上のコンテンツに重ねて表示され、ユーザーはその情報を閲覧しない限り、携帯電話を使えない仕組みになっている。
 このアラートは、2023年のカーニバル期間中にサンセバスチアンで起き、死者64人を記録した嵐のような、強風や豪雨を伴うような災害時に鳴らされることになる。
 このアラートは、今年8月からサンパウロ州北部海岸で実用実験が行われていた。


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