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SISU=公立大学合格者発表も=1日遅れなど受験生に混乱

2025年1月29日

SISUの専用サイトへのアクセス画面(Reproducao)
SISUの専用サイトへのアクセス画面(Reproducao)

 27日、予定より1日遅れ、公立高等教育機関の共通入学試験としても使われる統合選抜システム(SISU)の試験結果が発表された。
 SISUによる募集枠は公共教育機関の6851の学部課程の26万1779人分だが、例年は同時に発表される、希望した学部の受験者の中で何番目にあたるかを確認するための情報が発表されておらず、どの教育機関のどの学部に出願するかを決めるのが困難になるなど、受験生に混乱が生じている。同日付G1サイト(1)が報じている。
 今回は全国から131万781人がSISUに登録。受験生は国家高等教育試験(ENEM)の結果や社会的・経済的プロフィールなどを基にしたリスト発表を待ち、合格者リストに入っているかを確認後、入学手続きを行うことになる。
 結果は教育省のSISU専用サイトで発表されたが、予定されていた26日に発表されず、受験生たちが困惑した。この遅れに関して、教育省は詳細な理由を公表していない。
 最終的に、SISUの結果は1日遅れて27日に発表された。全国124の公立の高等教育機関6851学部では約26万2千人を受け入れるが、発表はエクセルのシートで行われ、受験生たちは必要なものをダウンロードする必要が生じた。
 また、例年は発表される、自分の得点が希望する学部の受験生の中で何番目に位置しているかを示すランキングが発表されていなかった。受験生たちは通常、このランキングに基づいて各学部への出願を行うため、現状では出願が難しい状況となっている。
 SISUでは昨年もランキングにミスがあるなどの問題が生じていた。
 今年の一次合格者25万人は27~31日に入学手続きを行う必要がある。この枠に入らなかったが、第二次の合格枠発表を待つ意志のある人はこの期間中に順番待ちのリストに登録できる。二次合格者の数は一次合格者の入学手続きの状況次第のため、合格者発表と入学手続きは2月以降となる。


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