テニス・アルゼンチンOP=Jフォンセッカが優勝飾る=ブラジル最年少の18歳での快挙

16日、ブエノスアイレスで行われたテニスのアルゼンチン・オープン決勝でブラジルのジョアン・フォンセッカが同大会で最年少となる18歳での優勝という快挙を成し遂げた。同日付G1サイト(1)(2)などが報じている。
世界ランキング99位で臨んだこの大会でフォンセッカは4連勝し、決勝に進出。決勝の相手は世界ランキング28位、アルゼンチン国内チャンピオンのフランシスコ・セルンドロだった。
フォンセッカは4連勝中3試合をフルセットと、粘りの試合でものにしてきたが、同日は、先行された第1セットを逆転させ、6対4でものにして先制。先に王手をかけた。
第2セットは追いつ追われつの展開となり、6対6のタイブレークにもつれ込んだ。だが、そこからはフォンセッカの攻勢が続き、結局、7対6で第2セットも取り、セットカウント2対1で優勝を決めた。
フォンセッカは最後のスマッシュが決まった瞬間、尻からコートに倒れ込み、仰向けになると、顔を押さえ、「信じられない」と言わんばかりの表情を浮かべ、優勝を喜んだ。
リオ出身のフォンセッカはこの試合の時点で18歳5カ月。1968年に始まったこの大会で10人目のブラジル人、さらにその中でも最年少での優勝となった。過去の優勝者には2000年に世界ランキング1位に輝いた「グガ」ことグスタヴォ・クエルテンが含まれている。
「僕を見にたくさんの人たちがブラジルから来てくれた。信じられない瞬間を生きているよ。僕にテニスをさせてくれた家族、友達、スポンサーにただただ感謝したい」と語った。