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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(134)

2025年3月28日

 何故、右の様な使い分けをしたのか。あるいは、この文書が米英側に渡った時のことを考慮して、内容が厳しく刺激的な部分に関しては、某国としたのかもしれない。
 またボイコットは、この場合、策動の一つと観るべきである。
 (この警告文が、国名の順序を英米としているのは、当時の国際的格付けに従ったのであろう。が、五章以降に記した様に、日系社会に対する圧迫の主役は米であり、英は脇役であったので、本書は米英と記している)
 筆者は、後にパラナ州々都クリチーバの日本領事館が、これと同趣旨の書類を、同時期に地元の日系社会に配布していたことを知った。他の日本領事館でも、そうであ...

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