俳優・実業家の塚本京子さん=RENで「起業」講演会31日

日系人ネットワーク「RENブラジル」は、8月31日(日)午後7時から午後10時まで、サンパウロ市ベラ・ヴィスタ区の「Tendall Grill」にて、第12回となる地域大会を開催する。今回のテーマは「ブラジルで起業すること」で、俳優・実業家として知られる塚本京子氏が講演する。
塚本氏は、映画『ガイジン―カミーニョス・ダ・リベルダージ』(1980年)や続編『ガイジン2』に主要キャストとして出演したほか、NHK放送80周年記念ドラマ『ハルとナツ~届かなかった手紙』(2005年)でも活躍。ヴィセンテ・アモリン監督の映画『汚れた心』にも出演した経歴を持つ。
観光事業や飲食事業にも携わり、現在はサンパウロ市パライゾ地区で「カフェ・サボール・未来」を経営し、日系文化や食文化の普及にも力を注いでいる。
当日は、文化アライアンス・ブラジル=日本の文化ディレクターである藤永カルロス・ヒデアキ氏が講演の逐次通訳(日→葡)を担当。進行はRENブラジル・サンパウロ地域代表の今井恵美氏が務める。
講演に加え、参加者同士のネットワーキングの時間も設けられ、起業やビジネスに関心を持つ人々にとって交流と学びの場となる。
参加費は非会員150レアルで、飲料は別途精算。支払いはPIX(CNPJ - Rede Nikkei: 41490411/0001-90)。定員に限りがあり、参加希望者は事前にWhatsApp(61・99998・3378)での登録が必要となる。
今井さんは「ブラジルでのビジネスやライフスタイルに関心のある方々にとって、実践的な学びと人脈形成の機会になるので、ぜひご参加を」と呼びかけている。