中国五県合同敬老会14日=77歳以上の高齢者を祝福

　5県人会が共催する「中国五県合同敬老会」が14日午前11時から、サンパウロ市リベルダーデ区の広島文化センター（Rua Tamandaré, 800）で開催される。中国地方5県（広島・岡山・山口・鳥取・島根）の県人会が一堂に会し、77歳以上の高齢者80人を紅白餅で祝福する。最高齢は102歳、次いで100歳と人生の節目を重ねた大先輩に敬意を表す。

　会場では、岡山名物の豪華な祭り寿司をはじめ、各県婦人部が心を込めて調理した2品以上の料理が並び、日本祭りを上回るご馳走を着席でゆったり味わえる。参加者は約180人を見込んでおり、世代を超えて交流する温かなひとときになりそうだ。

　余興も多彩で、3歳の男の子が「どんぐりころころ」を歌うほか、エルビス・プレスリーの名曲カラオケ、日本舞踊、島根本場の「どじょうすくい」、鳥取の傘踊りなど、年配者を楽しませる演目が揃っている。

　今年の当番は鳥取県人会。村信政幸同会長は「長寿を祝うとともに、長きにわたり人生を歩んでこられた方々へ感謝を捧げる意義深い催し。5県の皆さん、ぜひご参加を」と呼びかけている。