ペルー議会=ボルアルテ大統領を解任=汚職疑惑と治安問題が影響

ペルー議会は10日未明、ディナ・ボルアルテ大統領(63歳)の解任を満場一致で承認した。同大統領には汚職疑惑が取り沙汰されており、国内の組織犯罪対策における「道義的能力の欠如」も解任の理由として指摘されたと10日付CNNブラジルなど(1)(2)が報じた。
解任決議は投票で行われ、130票中121票が賛成と、圧倒的多数の支持を受けて可決された。
野党議員によって提出された解任提案には、解任の直接的な原因として、国内の組織犯罪に対する対応の遅れや効果の薄さ、さらには治安の悪化を招いたとする批判が挙げられていた。
提案書ではボルアルテ氏に対する深刻な汚職疑惑も取り上げられ...
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