火災アパートで女性が落下の危険も恐れず人命救助

15日午前中、パラナ州カスカヴェルで起きた13階建てのアパートの火災で、住人女性の勇気ある行動が話題を呼んだ。ジュリアナ・ヴィエイラさん(28歳)は、窓から脱出した後、近隣住民を助け出そうと、アパートの壁面に据え付けられたエアコンにしがみつき、炎上していた別のアパートにいた51歳の女性と4歳の子供の救出に協力した。ジュリアナさんは救助隊に助けられるも、対表面積の70%に及ぶ火傷を負い、重体で入院中。近隣住民は彼女が壁面に張り付いている間、「落ちないか心配だった」と語っており、まさに命がけの行動だった。(1)