ボルソナロ前大統領の新たな捜査はモロ氏絡み

最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は16日、ボルソナロ前大統領に対し、さらなる捜査を開始することを決めた。これは、ボルソナロ政権下の2020年に、セルジオ・モロ法相(当時)が辞任した際、ボルソナロ氏が自身の息子に捜査が及ぶことを嫌い、モロ氏が信頼を寄せていた連警トップを更迭したことを捜査妨害として訴えていたものだ。この件はボルソナロ政権時代にアウグスト・アラス検察庁長官(当時)によって却下されたが、再度、取り沙汰されることとなり、前大統領にはさらなる打撃となった。(1)