最高裁＝「縁故採用は可能」過半数に＝政治職で適性など満たす時のみ

最高裁は、地裁での判断に関して、23日に判事投票を行い、市長、知事、大統領が政治的地位に親族を任命することは可能であるとの判断を支持する票が過半数に達した。憲法では縁故採用は違憲とされている。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。

この審理は、三親等までの親族、血縁者、または義理の家族を市役所の役職者に任命することを認めたサンパウロ州トゥパンの市条例を無効とした聖州地裁の判断についてのものだ。

この件に関してはかねてから社会的関心が強く、最高裁の見解が注目されていた。

これに関し、報告官のルイス・フクス判事は、2008年に出た縁故採用を禁じた「判例13」を引き合い...