山本喜誉司賞＝木村氏ら3氏と西村財団に＝農業界における最高の栄誉

ブラジル日本文化福祉協会（文協）は10月31日午後7時より、貴賓室で第54回「山本喜誉司賞」授与式を開催する。1965年に創設された同賞は、これまでに172人と2団体を顕彰し、ブラジル農業の発展に大きく寄与した個人や団体の功績を称えてきた。選考では、技術革新や先駆的取り組み、知識普及、経済的成功、環境配慮、地域社会への貢献などが重視され、候補者は二つの公認団体から推薦されることが条件となる。本年の受賞者は、ミゲル・マサケ・マキヤマ氏、木村猛夫氏、ミナミ・ケイゴ氏、そして西村俊治財団の計3氏と1団体。

マキヤマ氏（1938年パラナ州カンバラ市生まれ）は、農業と地域文...