南米だけでなく国際的にも賛否両論=「南米版・鉄の女」のノーベル平和賞《記者コラム》
今月10日、今年のノーベル平和賞受賞者の名を聞いて目が点になった。受賞者はベネズエラの野党リーダー、マリア・コリーナ・マチャド氏だったのだが、彼女の受賞が相応しいものか当惑したのだ。
コラム子はベネズエラ情勢についてチャベス政権末期以降、10数年にわたってその動向を追っている。野党側に対する圧政ぶりや議会を骨抜きにする並行議会の強引な設置、国民の投票を無視した強引なマドゥーロ大統領の当選発表など、反民主主義的な行動に関しては幾つも挙げられる。
もし平和賞受賞者がマドゥーロ氏と最初に大統領選を争ったエンリケ・カプリレス氏だったら、あるいは、逮捕状もないまま逮捕された...
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